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演奏の機会はありますか?
一門の演奏会のほか、琵琶楽協会の演奏大会(年3回)やコンクールへの参加、他流派との交流を兼ねた演奏会、有志のグループ「ほんまもん」の演奏会などがあります。
毎年春には、明治神宮で奉納演奏を行なっています。明治神宮春の大祭国民文化祭2015
11月15日、鹿児島・加音ホール大ホールにて 和太鼓との共演森園史城 米寿のつどい
2016年10月9日 渋谷・セルリアン能楽堂にて 雅楽「伶楽舎」とコラボ -
どんな曲をやるのですか?
島津忠良の作と伝えられる「蓬莱山」「春日野」
万葉集より長歌「不二の高嶺」
平家物語から「奇縁」(弁慶と牛若丸)「屋島の誉」「巴の前」
そのほか合戦ものとして「川中島」「桶狭間」「本能寺」
西南戦争を詠んだ勝海舟作の琵琶名曲「城山」
歴史に材をとった「菅公」(菅原道真)「白虎隊」「姫百合部隊」
季節や情緒をうたう「桜狩り」「花紅葉」「月下の陣」
中国の故事や漢詩から「知己」「潯陽江」「長恨歌」などなど、です。 -
楽器などに、どれぐらいお金がかかりますか?
当初は琵琶と撥を借りることができます。そこでまず用意するのは、琵琶を持ち運ぶケース・調弦のための調子笛、そして、レッスンを録音するICレコーダーなどもあると便利です。ケースを新品で購入の場合、合わせて3万円程度になります。一年程度は、楽器を借りて練習する人も多いです。
琵琶と撥はすべて注文制作となるため、数十万円かかります。ただし最近では、中古をネットオークションなどで入手することも可能です。 -
楽器のメンテナンスは、自分でやるのですか?
弦は自分で張り替えます。弦は4種類で、1本300円前後です。もっとも細い「四の糸」はときどき切れるので張り替える必要がありますが、「一の糸」「二の糸」はめったに切れません。
ギターのフレットにあたる「柱」にヤスリをかけて倍音の出方を調節する(これを「さわりをとる」といいます)作業も、原則は自分でやります。難しければ、琵琶店にお願いすることもできます。
そのほか、必要なメンテナンスは先生や先輩に教えてもらったり、琵琶店にお願いします。 -
和装が必要ですか?
稽古は、ほぼ皆さん洋服です。
舞台では正式には、着物に袴をつけます。(女性は略式の場なら着物だけも可)
安く入手する方法もご紹介できます。 -
稽古は正座しなければいけませんか?
原則として、正座して先生と向き合います。
膝が痛いなど正座がつらい場合は、「正座イス」を使うこともできますし、イスに腰かけても大丈夫です。
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11月
- 11/09(土)稽古日
- 11/23(土)稽古日
- 11/24(日)琵琶楽協会秋季演奏会
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12月
- 12/14(土)稽古日
- 12/21(土)稽古日